沖縄伝統芸能公演情報 3月琉球芸能組踊「執心鐘入」と琉球舞踊 東京国立劇場

沖縄伝統芸能公演情報です。
平成29年3月4日、5日の日程で東京の国立劇場小劇場で、
3月琉球芸能組踊「執心鐘入」と琉球舞踊と題しまして
公演が行われますのでお知らせ致します。
日時:平成29年3月4日(土)、5日(日)
場所:国立劇場(東京)小劇場
時間:
【4日(土)午後2時開演】
第一部 琉球舞踊
老人踊 かぎやで風(かじゃでぃふう)
老人 親泊輿照
老女 又吉靜江
二才踊 前の浜(めえぬはま)
大湾三瑠・新垣悟・宮城茂雄・金城真次
女 踊 諸屯(しゅどぅん)
玉城秀子
「琉球古典音楽 独唱」
歌・三味線 城間德太郎
箏 城間安子
雑 踊 貫花(ぬちばな)
東文子・大田礼子・喜納かおり・山川昭子・松原和美
雑 踊 加那よー天川(かなよーあまかわ)
谷田嘉子・金城美枝子
創作舞踊 ぢゃんな節(ぢゃんなぶし)
佐藤太圭子創作舞踊 与那国旅情(よなぐにりょじょう)<5日と共通演目>
美女 宮城りつ子・志田真木
醜女 志田房子・金城美枝子
首里の役人 大湾三瑠・佐辺良和
二才 喜納かおり・城間千恵美・花岡尚子・我那覇明子
村娘 東文子・大田礼子・松原和美・山川昭子・大田文代・
島袋彩乃・天久利奈・宮里英利・真久田彩 ほか

第二部 組踊
組 踊 執心鐘入(しゅうしんかねいり)<5日と共通演目>
中城若松  東江裕吉
宿の女    宮城能鳳
座主     島袋光晴
小僧(一)    宮城茂雄
小僧(二)    新垣悟
小僧(三)    阿嘉修
鬼女(鐘入) 佐辺良和
【5日(日)午後2時開演】
第一部 琉球舞踊
若衆踊 若衆特牛節(わかしゅくてぃぶし)
東文子・城間千恵美・宮城りつこ・花岡尚子・松原和美
女 踊 作田(つぃくてん)
宮城幸子
打組踊 醜童(しゅんどう)
美女 皆川律子・喜納かおり
醜女 大田礼子・大湾三瑠
「琉球古典音楽 独唱」
歌・三味線 照喜名朝一
箏 名嘉ヨシ子
雑 踊 谷茶前(たんちゃめえ)
東江裕吉・佐辺良和・志田真木・山川昭子
雑 踊 花風(はなふう)
玉城節子
創作舞踊 歌声の響(うたごえのひびき)
志田房子
創作舞踊 与那国旅情(よなぐにりょじょう)<4日と共通演目>
美女 宮城りつ子・志田真木
醜女 志田房子・金城美枝子
首里の役人 大湾三瑠・佐辺良和
二才 喜納かおり・城間千恵美・花岡尚子・我那覇明子
村娘 東文子・大田礼子・松原和美・山川昭子・大田文代・
島袋彩乃・天久利奈・宮里英利・真久田彩 ほか
第二部 組踊
組 踊 執心鐘入(しゅうしんかねいり)<4日と共通演目>
中城若松  東江裕吉
宿の女    宮城能鳳
座主      島袋光晴
小僧(一)    宮城茂雄
小僧(二)    新垣悟
小僧(三)    阿嘉修
鬼女(鐘入) 佐辺良和
(字幕表示あり)
 詳細については以下のサイトにてご確認下さい。
沖縄芝居の舞台にも出演されている役者さんや地揺さん達が多数出演されています。
東京近郊にお住いの皆様、どうぞお出かけ下さいませ。

琉球歌劇公演‐「歌劇の世界~色に香に」

2009年10月に続きまして、12月国立劇場おきなわでの企画公演「歌劇の世界~色に香に」
タイトル通り琉球歌劇の世界をたっぷりと楽しめる企画公演でした。
5月に劇団伊良波で伊良波さゆきさんの歌声を聴いてすっかりファンになってしまっていたので
伊良波さゆきさんも出演するし、琉球歌劇の名場面をいいとこどりで紹介するオムニバス形式の公演だったのでとても興味を持ち、12月の年末、またまた沖縄まで足を運んでしまったのでした。
第一部は新しい民謡や流行歌を紹介する演目で、まだメジャーデビュー前の上間綾乃や沖縄民謡界でご活躍されている松田しのぶ、ザフェーレーとして徳原清文、松田弘一、波田間武雄、松田末吉の面々がご出演されています。
第二部は歌劇の名場面を集めた演目で、これまたちゃんと全部観てみたい!と思える作品群でした。
スーヤヌパーパーで演じられた當間武三は若くしてお亡くなりになってしまい残念ですが最初から
笑え楽しい演目でした。大人の事情でURLは載せられませんが、YouTubeでお名前で検索すると動画をご覧頂けたと思います。
最後は伊良波さゆき、照喜名朝史、大湾三瑠による「仲直り三良小」という作品で、短編ですが
とても楽しい作品でした。
大湾三瑠もよく劇団伊良波の舞台に出演されている方で、好きな役者さんの一人でもあります。
この「歌劇の世界~色に香に」を観てますます琉球歌劇の世界が好きになってしまったのでした。
詳細は公演情報‐沖縄芝居‐4でご覧下さい。

沖縄芝居公演情報‐琉球歌劇「中城情話」他 第25回あけもどろ総合文化祭

沖縄芝居公演情報です。

第25回あけもどろ総合文化祭の一環で那覇市文化協会演劇部会による沖縄芝居公演で琉球歌劇「中城情話」が上演されます。私が初めて生で観た琉球歌劇が劇団伊良波による「中城情話」!

なんと他にも「美人の妻情けの妻」「ヒーファー小」と豪華3本立てです!

是非皆様に足を運んで頂ければ幸いです。

日時:平成29年2月10日(金)

場所:沖縄県那覇市パレット市民劇場

時間:18時00分開場 18時30分開演

配役

「中城情話」
里之子    嘉陽田朝裕
ウサ小    伊良波さゆき
阿兄小    金城真次
主       新垣勝夫
妹       知念亜希
美童     赤嶺啓子・宮城能香・名幸諄子・玉城敦子・仲吉茜
ナバー    大城常政
「美人の妻 情けの妻」
カマデー          嘉陽田朝裕
次郎            金城真次
カマデーの妻・グジー  伊良波さゆき
次郎の妻・メーヌー    知念亜希
カマデーの先妻・モーサー 赤嶺啓子
三郎             髙宮城実人
遊女・チルー         宮城能香
ハンシー          瀬名波孝子
「ひーふぁー小」
男      糸数きよし・髙宮城実人
妻      大城常政・名幸諄子
遊女・カマドゥー 玉城敦子
遊女・マカテー  宮城能香
遊女たち     知念亜希・仲吉茜
チケット取扱:リウボウ・コープ沖縄・那覇市文化協会
入場料:2500円(当日500円増)
是非是非2月10日はパレット市民劇場に足をお運び下さいませ。
那覇市文化協会
098‐861‐1909
※配役は変更になる場合もございます。

沖縄芝居‐琉球歌劇公演‐歌劇「染屋の恋唄」

過去の公演記録です。
琉球歌劇の公演はどうやら5月の母の日と9月の敬老の日に行われるという事がわかりました。
9月の敬老の日には劇団伊良波の公演を観に再度沖縄を訪れました。
そして2009年10月国立劇場おきなわで行われた沖縄芝居公演、歌劇「染屋の恋唄」を観に再度の訪問です(笑)
第一部喜歌劇「月夜」
第二部歌劇「染屋の恋唄」
あらすじ等は国立劇場おきなわのホームページにて確認して下さい。
公演情報‐沖縄芝居‐4にてご覧頂けます。
もう本当に両作品共楽しい作品でした。
第一部の「月夜」から笑いっぱなしでした。
第二部の「染屋の恋唄」これも本当に楽しめました。
国立劇場おきなわのいいところは芝居公演に字幕が表示されること。
言葉がわからない県外の人間にとってはとてもありがたいのです。
雰囲気だけでも十分楽しめますが、やはり言葉がわかるともっと楽しむことができます。
こうして琉球歌劇の魅力にどんどんはまって行きました。
この年は結構国立劇場おきなわで歌劇の公演が多く上演された年でもあり、次回もまた
沖縄に行くことになるのですが、今日はこのへんで。

琉球歌劇公演‐伊良波冴子・伊良波さゆき母の日公演(劇団伊良波)

2008年の7月に健康診断を受診するために訪れた那覇市内の医療機関でたまたまテレビから流れてきた琉球歌劇「音楽家の恋」。
首里城で琉球舞踊を観て興味を持って、またそこで演奏されていた琉球古典音楽を聴いて、沖縄に初めて来たときに耳にしてそれ以降聴いてきた沖縄民謡。
自分の好きな要素が全部入っていてテレビに釘付けになって見入ってしまいました。
いろいろ検索してみると琉球歌劇という演目を得意とする劇団は劇団伊良波であるというのがわかり、どうやら母の日に公演するらしいという事がわかりました。
テレビで観たのもどうやら劇団伊良波の舞台だったとわかりました。
2009年母の日にまたまた沖縄へやってきました。
場所は確か豊見城中央公民館。
公民館??と思いましたが沖縄の公民館って侮る事なかれ、すごく大きくて立派なホールでした。
演目は「中城情話(なかぐすくじょうわ)」
あらすじを簡単に説明すると中城の伊舎堂という所に用事で来た首里の美男の侍里之子が花摘みを
していた美童のうさ小(ぐゎー)という女性に一目ぼれして恋仲になっちゃったけどうさ小には
いいなずけがいてその許婚を振り切って・・・といった恋物語です。
もう幕開けから感動しました。
あのテレビで観た琉球歌劇とおんなじで、昔風の着物を着た役者さんがセリフを歌いながら踊ったり、歌三線や笛、胡弓といった地揺さん達の演奏であったりと自分の好きな要素が全部入っていました。
「おお!これだ!」と心の中で叫んでいました(笑)
正直言葉は沖縄のうちなーぐちと言って全く分からなかったけどとにかくすっかり琉球歌劇に
魅了されてしまったのでした。
なかでも確かうさ小役だと思いますが伊良波さゆきさんがとてもかわいらしく演じられていて
歌もとても上手ですっかりファンになってしまいました。
これ以降毎年母の日は劇団伊良波の公演を観に今日までかかさず沖縄に通っております(笑)

沖縄芝居公演‐国立劇場おきなわ開場5周年記念公演「時代劇今帰仁由来記」

2009年2月に続けて、再度の沖縄訪問です(笑)
琉球歌劇という言葉も後から知ったのですが、2008年7月に沖縄の医療機関でたまたま会計を待っている時にテレビから流れてきた琉球歌劇「音楽家の恋」。
もう本当に自分の好きな要素が全部入っている!と釘付けになってしまいました。
2月に国立劇場おきなわへ行った際に、この公演のパンフレットをみてみると、琉球王朝時代の昔の服を着ている人が写っているではないですか!
これだ!と思って1か月もたたないうちに再度国立劇場おきなわに足を運びました。
観た感想は「あれ?なんか違う・・・」
私のテレビで観たものは役者さんが歌いながらセリフをしゃべっていて、沖縄の音楽が流れていて、沖縄の芝居は全部そういうものだと思っていました。
沖縄の芝居は大きく琉球歌劇・セリフ劇に分類されているみたいで私がテレビで観たのは琉球歌劇、今回観たのは時代劇だったのでした。
でもこの公演、沖縄の音楽も使われていれ、内容自体はとっても良かったです。
しかも字幕付き。
今から振り返ると、琉球歌劇にも出演されている役者さんもたくさん出演されているし、地揺(ぢうてぃ)と言って音楽を担当している人達も歌劇の公演でも活躍されている方々で、さすが国立劇場おきなわ開場5周年記念公演、豪華だったんだなと感じております。
次回いよいよあのテレビで観たのと同じ雰囲気の琉球歌劇の公演を観に行きます!
芝居の詳細等は国立劇場おきなわのHP→公演情報→芝居公演→5にてご確認下さい。

沖縄伝統芸能ー琉球古典音楽公演ー「三線音楽・三絃と歌がおり成す悠久の美」

2009年1月に東京で組踊「真珠道」をこの目で見てすっかりはまってしまい、この年から沖縄伝統芸能公演を 求めて沖縄詣でが始まります。

2月は国立劇場おきなわ開業5周年記念「三線音楽‐三絃と歌が織り成す悠久の美」に出かけました。
これは東京の国立劇場で「真珠道」を観た際に国立劇場おきなわのブースでチケットを発売していて 思わず買ってしまったのでした。

沖縄の代表的な楽器でもあり、伝統芸能を支える「三線(さんしん)」を主役とした公演で、琉球古典音楽には安冨祖流・野村流・淡水流とあるのですがそれぞれの流派の演奏と人間国宝である三氏を迎えての、今から思えばとっても贅沢な公演でした。

第一部は幕開け 古典音楽の広がりと題して かぎやで風で全員での斉唱で始まり
淡水流の世界・野村流の世界・安冨祖流の世界とそれぞれの流派による古典音楽です。
第二部は人間国宝三氏による演奏でそれぞれ
照喜名朝一の世界・城間徳太郎の世界・島袋正雄の世界ととっても豪華な公演でした。

この公演では、第一部の野村流の世界で独唱された與儀朋恵さんが「恩納節」を
ピンクの着物を着てとっても楽しそうに歌われていたのがとっても印象的でした♪

公演のプログラム等は下記の国立劇場おきなわのHPで確認頂けます。
公演情報→音楽→4
国立劇場おきなわ

沖縄芝居公演情報‐琉球歌劇‐沖縄俳優協会新春公演‐名作歌劇薬師堂

琉球歌劇公演情報です。
沖縄俳優協会新春公演が平成29年1月7日(土)に南風風原町町立中央公民館で行われます。
演目は名作歌劇「薬師堂」作伊良波尹吉・演出伊良波冴子、現代明朗歌劇「廓の一夜」作上間昌成・演出泉寿子
舞踊長者の大主 中里節と新春早々とっても豪華です。
出演者は以下の通り。
与座ともつね 宮里良子  嘉陽田朝裕 国吉亜希子
春 洋一   新垣勝夫  知念勝三  金城光子
瀬名波孝子  島袋光尋  山川宗春  国吉次子
吉田妙子   糸数きよし 平岡絵津子 前川勝子
嘉数好子   高宮城実人 中村志津子 小嶺和佳子
与座喜美子  具志成健  安次嶺利美 立花愛希
玉城政子   大城常政  上間朝子  小林美奈子
真栄田文子  知名剛史  珊城舞花
泉加賀寿子  金城真次  叶都美恋
地揺
歌三線 宮城武碩 仲宗根盛次 上間仁志
琴 米須弥生 笛 桶川美晴
平成29年1月7日(土)
主催:一般社団法人 沖縄俳優協会
開場:17時
開演:17時半
場所:南風原町立中央公民館黄金ホール
入場料:前売3000円 当日3500円
お問い合わせ先:098-943-4801
プレイガイド:パレット久茂地/コーポあぷれ
薬師堂
泊阿嘉、伊江島ハンドー小、奥山の牡丹とともに四大歌劇として広く親しまれていて、
伊良波尹吉の代表作の一つです。
白川白露を嘉陽田朝裕、初岡鶴を小嶺和佳子が演じます。
新春沖縄芝居‐琉球歌劇公演絶対にお勧めします。
是非沖縄の方は足を運んでご覧頂きたい公演です!

沖縄伝統芸能‐初めての組踊「真珠道(まだまみち)」

沖縄で購入した琉球楽劇「組踊」のCDですが、東京に戻り、もう何度も何度も繰り返し聴きました。
ある時東京で組踊の公演があるとの情報をつかみました。
平成21年の2月に東京の国立劇場で国立劇場おきなわ会場5周年記念「おきなわの芸能の今、そしてこれから」が開催されるらしいと聞いてチケットを予約致しました。
第一部は琉球舞踊で四つ竹や谷茶前、金細工等が上演されました。
四つ竹は紅型衣装に身を包んだ女性が花笠をかぶり両手に四つ竹を持ちかちかちさせながら踊る
とても華麗な踊りです。
谷茶前は漁船の男女の日常を描いたとても楽しい踊りでした。
金細工は大工のかなーと遊女の真牛、置屋のおかみの3人での踊りで楽しい作品でした。
そした第二部が組踊「真珠道(まだまみち)でした。
この組踊は新作と呼ばれているものでして、詳細は国立劇場おきなわのHPにも紹介されているかと思います。
簡単に言えば「悲恋」
首里王朝の貴族の長男と村娘の悲しい恋の物語です。
倉田真刈(首里貴族長男)役の東江裕吉さんとコマツ(村娘)役の新垣悟さんの演技に引き込まれ、その悲しい物語に地揺の歌三線や笛、胡弓、太鼓など心情を表現していきます。
もう最後は涙、涙でした。
こうして組踊を初めて自分の目で見て、地揺を聴いて、すっかり沖縄の伝統芸能にはまってしまったのでした(笑)

沖縄伝統芸能‐組踊との出会い

さていよいよ東京へ戻る前日。
東京ではなかなか沖縄音楽のCDを入手するのは難しいので、国際通りにある沖縄の音楽がとても充実している レコード屋さんに出かけました。
琉球舞踊を観て生で地揺を聴いたので古典音楽のCDを1枚選び、さてもう1枚位買うかと思い、あれこれ探していると1枚のCDのジャケット写真に目を奪われました。
タイトルは琉球楽劇「組踊」ジャケット写真は綺麗な着物を着た女性の姿でした。
組踊って何??初めて聞く言葉でしたが、ジャケットの写真で購入(笑)
これが組踊との出会いでした。
その後、東京の国立劇場で上演された組踊「真珠道(まだまみち)」を生で観てすっかり虜となってしまい、沖縄の伝統芸能にはまって行ったのでした。
組踊とは?
下記の国立劇場おきなわのサイトでご覧頂けます。
文化デジタルライブラリーでは音楽や動画等もお楽しみ頂けます。
その他沖縄の伝統芸能に関しての解説もあるので是非ご訪問ください。
国立劇場おきなわ