投稿者「ちくまる」のアーカイブ

沖縄伝統芸能‐組踊との出会い

さていよいよ東京へ戻る前日。
東京ではなかなか沖縄音楽のCDを入手するのは難しいので、国際通りにある沖縄の音楽がとても充実している レコード屋さんに出かけました。
琉球舞踊を観て生で地揺を聴いたので古典音楽のCDを1枚選び、さてもう1枚位買うかと思い、あれこれ探していると1枚のCDのジャケット写真に目を奪われました。
タイトルは琉球楽劇「組踊」ジャケット写真は綺麗な着物を着た女性の姿でした。
組踊って何??初めて聞く言葉でしたが、ジャケットの写真で購入(笑)
これが組踊との出会いでした。
その後、東京の国立劇場で上演された組踊「真珠道(まだまみち)」を生で観てすっかり虜となってしまい、沖縄の伝統芸能にはまって行ったのでした。
組踊とは?
下記の国立劇場おきなわのサイトでご覧頂けます。
文化デジタルライブラリーでは音楽や動画等もお楽しみ頂けます。
その他沖縄の伝統芸能に関しての解説もあるので是非ご訪問ください。
国立劇場おきなわ

沖縄芝居公演情報‐大伸座「丘の一本松」沖縄県北谷町ニライセンターカナイホール

沖縄芝居公演情報です。
日時:2017年2月26日(日)
場所:沖縄県北谷町ちゃたんニライセンターカナイホール
時間:昼の部13時30分開場14時開演 夜の部17時30分開場18時開演
料金:一般2000円 中学生以下1000円(当日各500円増)
第一部 佳那よー天川  金城真次 伊良波さゆき
小太郎創作舞踊 ひょっとこ踊り 平敷勇也
沖縄芝居 三村踊り
チル小  知念亜希    糸満にしぇー 当銘由亮
アンマー 真栄田文子   小禄にしぇー 高宮城実人
那覇ぬターリー 嘉数道彦 北谷にーしぇー知花小百合第二部 沖縄芝居「丘の一本松」作大宜見小太郎 監修八木政男
スー   嘉数道彦  医者 当銘由亮
アンマー 座喜味米子 馬ばくまちゃー 城間やよい
良助   金城真次  会社員 仲宗根朝治
ツルコ  知念亜希  老婆 吉田妙子
春男   金城忍   村人 平敷勇也
地揺 徳村清文 恩納裕
予約・お問い合わせ:ちゃたんニライセンター 098‐936‐3492 大伸座 090‐8291‐3985
チケット発売日:2017年1月16日 北谷町民は1月6日先行発売
出演者の皆さんは琉球歌劇の舞台でも活躍されている方ばかりで、沖縄芝居役者として大変人気のあった
大宜見小太郎の作品ですので絶対面白いと思います。
地揺も大変素晴らしい歌声のお二人ですので歌声も堪能できると思います。
お時間ある方は是非とも劇場に足をお運び頂ければ幸いです。

沖縄芝居公演情報‐喜劇「米を作る家」・こわれた南蛮甕(なんばんがめ)国立劇場おきなわ

沖縄芝居公演情報です。

平成29年2月4日(土)・2月5日(日)国立劇場おきなわで沖縄芝居の公演があるのでご紹介致します。

日時:平成29年2月4日(土)2月5日(日)
場所:国立劇場おきなわ大劇場
時間:14時開演
観劇料:一般3600円友の会2800円、大学生等2000円 高校生以下1000円

第一部 喜劇「米を作る家」
作   大宜見小太郎
演出  高宮城実人
出演  比嘉小の主 宇座仁一
妻モーサー 座喜味米子
長男太郎  当銘由亮
嫁ツル子  平芽美
次男三郎  玉城匠
春子    知念亜希
東門の主  仲嶺眞永

第二部 喜劇「こわれた南蛮甕」
作   真喜志康忠
演出  金城真次
出演  地頭主   平良進
地頭主の妻 玉城千枝
役人    高宮城実人
村頭    新垣正弘
亀謝    東江裕吉
チラー小  儀間佳和子
ハーメー  玉城静江
ヤマ―   玉城匠
蒲太    上原崇弘
ウサ小   伊禮門綾
二才    上原信次

共に国立劇場おきなわ初上演作品です。
演出の高宮城実人さん、金城真次さんは沖縄芝居の舞台でも活躍されている役者さんでもあります。
このお二人が演出される作品ですので絶対に面白いと思います。
うちなー口(沖縄の方言)がわからなくても嬉しい字幕表示付き(笑)
チケットの発売は平成29年1月4日からで、発売日から1週間以内の購入だと[発売日割]と言って一般料金から500円割引になるようです。また、エコノミー席ですと一般料金の半額になるようです。

詳細は下記リンクよりご確認下さい。
国立劇場おきなわ

沖縄芝居ー琉球歌劇との出会い

2008年の6月、久しぶりに訪れた沖縄で、首里城で琉球舞踊を観て、琉球古典音楽にも興味を持ち、仕事で沖縄県内を宮古島(伊良部島)、石垣島と巡り、本島の北部の名護ややんばると言われる地域も巡り、そろそろ出張も終盤という頃に健康診断を受診するために那覇市内の医療施設に行った時の事です。
検診を終えて会計を待っていたところ、テレビから琉球古典音楽が流れてきました。
なんだろ?と見ると、琉球王朝時代の衣装を身に着けた役者さんが、セリフを歌いながら演じていました。
言葉は全くわかりませんでしたが、音楽の心地よさや、芝居のやり取りを観ていて、自分の好きな要素がぎっしり詰まってる!とすっかり釘付けになってしまいました。
後から知ったのですが、琉球歌劇と言われる沖縄のお芝居で、「音楽家の恋」という演目でした。
演じていたのは劇団伊良波を主催されていた伊良波晃さんという方で、若くしてお亡くなりになられたそうですが、その公演は花道にまでお客さんがあふれていて、とても活況があったそうです。
私は今沖縄の伝統芸能の中で、この琉球歌劇が一番好きなのですが、沖縄県外で上演される機会はなかなかなくて、県外から飛行機に乗って、沖縄まで足を運んで観劇しています(笑)

沖縄伝統芸能との出会い

前回駐在していた沖縄から東京に戻ったのが1998年の2月。
その後、色々あって沖縄へ足を運べないでいましたが、職を変わって2008年の6月、久しぶりに仕事で沖縄を訪れる機会が巡ってきました。
空港は新しいターミナルで運用されており、98年住んでいた時に工事中だったモノレール「ゆいレール」も開業していました。
久しぶりの沖縄だったので有給休暇を取得して、首里城へ出かけてみました。
するとちょうど無料エリアで「舞への誘い」というイベントが始まろうとしているところでした。
演目は忘れてしまいました、琉球王朝時代の衣装を身にまとい、綺麗な女性が琉球舞踊をゆったりとした感じで踊っていました。目が合い(笑)、もう釘付け!
他にも何演目か踊り、結局最後まで観てしまいました。
その次の日も、またその次の日も首里城に通い(笑)、日曜日は演奏が生だということでまたまた来てしまいました。
演奏する方達は地揺(ぢうてぃ)と言って、三線(さんしん)、胡弓、琴、笛と琉球王国時代の衣装を
まとい演奏されていました。生で音楽を聴いてこれまた琉球古典音楽にも興味を持ってしまいました。

沖縄駐在

添乗員を2年半務めた後、主催旅行の企画箇所へ異動となり、そこで2年半務めた後、95年の8月末で会社を退職、アメリカに小型飛行機の免許を取りに行って来ました。
アメリカに1年半程滞在した後、元の職場に顔を出すと、お前今なにやってるんだ?と当時の副部長に言われ、
仕事探してますと話をすると、じゃ戻ってこいということで再び旅行会社で勤務することになりました。
東北の企画担当者の補助をした後、そろそろ東北のツアーも暇になってきた10月の後半、センターに沖縄の支店の人が来所していて課長と話をしていて、私が手招きされ、沖縄へ行く気ない?と微笑まれました(笑)
どうやら沖縄でツアーのオペレーションしていた人が入院してしまい、急遽人材を探しているとの事で、
沖縄大好きになっていた私は二つ返事で行きます!と答えたのでした。
赴任は11月の中旬。
東京はかなり寒くなっていた頃でしたが、沖縄についてびっくり!
暑いよ沖縄!タクシー冷房入っているよ!事務所も冷房ついてるよ!
翌年の2月の中旬頃まで勤務していましたが、気温的には暖かく、(といっても2月の雨が降る時はちょっとだけ寒かったけど)、とっても過ごしやすい時期でした。
この時お正月に首里城に行ったら、「新春の宴」が開催されていて、沖縄県立芸術大学の学生さん達が
古典音楽を演奏されていました。聴きながら「ああ、なんだかいいなぁ」と思ったものの
のめり込んでいくまでには至りませんでした。
それより、私はお酒は基本飲まないのですが、沖縄の綺麗な着物を着たお姉さんが振舞っていた
10年物の古酒(泡盛)をちょっとだけ飲んだら、とっても美味しかった!(笑)
駐在を終え東京に戻ったら、とっても寒かった(笑)

沖縄との出会い

初めて沖縄へ行ったのは今から20数年以上前の事でした。
当時私は旅行会社に勤務していて、修学旅行の添乗員として行ったのが初めての沖縄でした。
一緒に同行したチーフ添乗員は、当時千本ノックの〇〇と仲間内で恐れられていた人で、
朝食時間に遅刻してしまったり(もっともチーフも遅れてきたけど)、旅行出発の前日に
告白して失恋したりともう最終日にはぼろぼろの状態でした。
団体の搭乗券をクラス毎に仕分けする為に私一人先に空港に行く為に、最後の昼食の休憩場所から空港まで施設の方に車で送って頂いたのですが、その時にラジオから沖縄の民謡が流れてきて、「ああ、なんだかいいなぁ」ととても癒され、沖縄にまた来たい!と思ったのでした♪