雑談」カテゴリーアーカイブ

いろいろと沖縄伝統芸能や旅の雑談です。

沖縄芝居公演‐国立劇場おきなわ開場5周年記念公演「時代劇今帰仁由来記」

2009年2月に続けて、再度の沖縄訪問です(笑)
琉球歌劇という言葉も後から知ったのですが、2008年7月に沖縄の医療機関でたまたま会計を待っている時にテレビから流れてきた琉球歌劇「音楽家の恋」。
もう本当に自分の好きな要素が全部入っている!と釘付けになってしまいました。
2月に国立劇場おきなわへ行った際に、この公演のパンフレットをみてみると、琉球王朝時代の昔の服を着ている人が写っているではないですか!
これだ!と思って1か月もたたないうちに再度国立劇場おきなわに足を運びました。
観た感想は「あれ?なんか違う・・・」
私のテレビで観たものは役者さんが歌いながらセリフをしゃべっていて、沖縄の音楽が流れていて、沖縄の芝居は全部そういうものだと思っていました。
沖縄の芝居は大きく琉球歌劇・セリフ劇に分類されているみたいで私がテレビで観たのは琉球歌劇、今回観たのは時代劇だったのでした。
でもこの公演、沖縄の音楽も使われていれ、内容自体はとっても良かったです。
しかも字幕付き。
今から振り返ると、琉球歌劇にも出演されている役者さんもたくさん出演されているし、地揺(ぢうてぃ)と言って音楽を担当している人達も歌劇の公演でも活躍されている方々で、さすが国立劇場おきなわ開場5周年記念公演、豪華だったんだなと感じております。
次回いよいよあのテレビで観たのと同じ雰囲気の琉球歌劇の公演を観に行きます!
芝居の詳細等は国立劇場おきなわのHP→公演情報→芝居公演→5にてご確認下さい。

沖縄伝統芸能ー琉球古典音楽公演ー「三線音楽・三絃と歌がおり成す悠久の美」

2009年1月に東京で組踊「真珠道」をこの目で見てすっかりはまってしまい、この年から沖縄伝統芸能公演を 求めて沖縄詣でが始まります。

2月は国立劇場おきなわ開業5周年記念「三線音楽‐三絃と歌が織り成す悠久の美」に出かけました。
これは東京の国立劇場で「真珠道」を観た際に国立劇場おきなわのブースでチケットを発売していて 思わず買ってしまったのでした。

沖縄の代表的な楽器でもあり、伝統芸能を支える「三線(さんしん)」を主役とした公演で、琉球古典音楽には安冨祖流・野村流・淡水流とあるのですがそれぞれの流派の演奏と人間国宝である三氏を迎えての、今から思えばとっても贅沢な公演でした。

第一部は幕開け 古典音楽の広がりと題して かぎやで風で全員での斉唱で始まり
淡水流の世界・野村流の世界・安冨祖流の世界とそれぞれの流派による古典音楽です。
第二部は人間国宝三氏による演奏でそれぞれ
照喜名朝一の世界・城間徳太郎の世界・島袋正雄の世界ととっても豪華な公演でした。

この公演では、第一部の野村流の世界で独唱された與儀朋恵さんが「恩納節」を
ピンクの着物を着てとっても楽しそうに歌われていたのがとっても印象的でした♪

公演のプログラム等は下記の国立劇場おきなわのHPで確認頂けます。
公演情報→音楽→4
国立劇場おきなわ

沖縄伝統芸能‐初めての組踊「真珠道(まだまみち)」

沖縄で購入した琉球楽劇「組踊」のCDですが、東京に戻り、もう何度も何度も繰り返し聴きました。
ある時東京で組踊の公演があるとの情報をつかみました。
平成21年の2月に東京の国立劇場で国立劇場おきなわ会場5周年記念「おきなわの芸能の今、そしてこれから」が開催されるらしいと聞いてチケットを予約致しました。
第一部は琉球舞踊で四つ竹や谷茶前、金細工等が上演されました。
四つ竹は紅型衣装に身を包んだ女性が花笠をかぶり両手に四つ竹を持ちかちかちさせながら踊る
とても華麗な踊りです。
谷茶前は漁船の男女の日常を描いたとても楽しい踊りでした。
金細工は大工のかなーと遊女の真牛、置屋のおかみの3人での踊りで楽しい作品でした。
そした第二部が組踊「真珠道(まだまみち)でした。
この組踊は新作と呼ばれているものでして、詳細は国立劇場おきなわのHPにも紹介されているかと思います。
簡単に言えば「悲恋」
首里王朝の貴族の長男と村娘の悲しい恋の物語です。
倉田真刈(首里貴族長男)役の東江裕吉さんとコマツ(村娘)役の新垣悟さんの演技に引き込まれ、その悲しい物語に地揺の歌三線や笛、胡弓、太鼓など心情を表現していきます。
もう最後は涙、涙でした。
こうして組踊を初めて自分の目で見て、地揺を聴いて、すっかり沖縄の伝統芸能にはまってしまったのでした(笑)

沖縄伝統芸能‐組踊との出会い

さていよいよ東京へ戻る前日。
東京ではなかなか沖縄音楽のCDを入手するのは難しいので、国際通りにある沖縄の音楽がとても充実している レコード屋さんに出かけました。
琉球舞踊を観て生で地揺を聴いたので古典音楽のCDを1枚選び、さてもう1枚位買うかと思い、あれこれ探していると1枚のCDのジャケット写真に目を奪われました。
タイトルは琉球楽劇「組踊」ジャケット写真は綺麗な着物を着た女性の姿でした。
組踊って何??初めて聞く言葉でしたが、ジャケットの写真で購入(笑)
これが組踊との出会いでした。
その後、東京の国立劇場で上演された組踊「真珠道(まだまみち)」を生で観てすっかり虜となってしまい、沖縄の伝統芸能にはまって行ったのでした。
組踊とは?
下記の国立劇場おきなわのサイトでご覧頂けます。
文化デジタルライブラリーでは音楽や動画等もお楽しみ頂けます。
その他沖縄の伝統芸能に関しての解説もあるので是非ご訪問ください。
国立劇場おきなわ

沖縄芝居ー琉球歌劇との出会い

2008年の6月、久しぶりに訪れた沖縄で、首里城で琉球舞踊を観て、琉球古典音楽にも興味を持ち、仕事で沖縄県内を宮古島(伊良部島)、石垣島と巡り、本島の北部の名護ややんばると言われる地域も巡り、そろそろ出張も終盤という頃に健康診断を受診するために那覇市内の医療施設に行った時の事です。
検診を終えて会計を待っていたところ、テレビから琉球古典音楽が流れてきました。
なんだろ?と見ると、琉球王朝時代の衣装を身に着けた役者さんが、セリフを歌いながら演じていました。
言葉は全くわかりませんでしたが、音楽の心地よさや、芝居のやり取りを観ていて、自分の好きな要素がぎっしり詰まってる!とすっかり釘付けになってしまいました。
後から知ったのですが、琉球歌劇と言われる沖縄のお芝居で、「音楽家の恋」という演目でした。
演じていたのは劇団伊良波を主催されていた伊良波晃さんという方で、若くしてお亡くなりになられたそうですが、その公演は花道にまでお客さんがあふれていて、とても活況があったそうです。
私は今沖縄の伝統芸能の中で、この琉球歌劇が一番好きなのですが、沖縄県外で上演される機会はなかなかなくて、県外から飛行機に乗って、沖縄まで足を運んで観劇しています(笑)

沖縄伝統芸能との出会い

前回駐在していた沖縄から東京に戻ったのが1998年の2月。
その後、色々あって沖縄へ足を運べないでいましたが、職を変わって2008年の6月、久しぶりに仕事で沖縄を訪れる機会が巡ってきました。
空港は新しいターミナルで運用されており、98年住んでいた時に工事中だったモノレール「ゆいレール」も開業していました。
久しぶりの沖縄だったので有給休暇を取得して、首里城へ出かけてみました。
するとちょうど無料エリアで「舞への誘い」というイベントが始まろうとしているところでした。
演目は忘れてしまいました、琉球王朝時代の衣装を身にまとい、綺麗な女性が琉球舞踊をゆったりとした感じで踊っていました。目が合い(笑)、もう釘付け!
他にも何演目か踊り、結局最後まで観てしまいました。
その次の日も、またその次の日も首里城に通い(笑)、日曜日は演奏が生だということでまたまた来てしまいました。
演奏する方達は地揺(ぢうてぃ)と言って、三線(さんしん)、胡弓、琴、笛と琉球王国時代の衣装を
まとい演奏されていました。生で音楽を聴いてこれまた琉球古典音楽にも興味を持ってしまいました。

沖縄駐在

添乗員を2年半務めた後、主催旅行の企画箇所へ異動となり、そこで2年半務めた後、95年の8月末で会社を退職、アメリカに小型飛行機の免許を取りに行って来ました。
アメリカに1年半程滞在した後、元の職場に顔を出すと、お前今なにやってるんだ?と当時の副部長に言われ、
仕事探してますと話をすると、じゃ戻ってこいということで再び旅行会社で勤務することになりました。
東北の企画担当者の補助をした後、そろそろ東北のツアーも暇になってきた10月の後半、センターに沖縄の支店の人が来所していて課長と話をしていて、私が手招きされ、沖縄へ行く気ない?と微笑まれました(笑)
どうやら沖縄でツアーのオペレーションしていた人が入院してしまい、急遽人材を探しているとの事で、
沖縄大好きになっていた私は二つ返事で行きます!と答えたのでした。
赴任は11月の中旬。
東京はかなり寒くなっていた頃でしたが、沖縄についてびっくり!
暑いよ沖縄!タクシー冷房入っているよ!事務所も冷房ついてるよ!
翌年の2月の中旬頃まで勤務していましたが、気温的には暖かく、(といっても2月の雨が降る時はちょっとだけ寒かったけど)、とっても過ごしやすい時期でした。
この時お正月に首里城に行ったら、「新春の宴」が開催されていて、沖縄県立芸術大学の学生さん達が
古典音楽を演奏されていました。聴きながら「ああ、なんだかいいなぁ」と思ったものの
のめり込んでいくまでには至りませんでした。
それより、私はお酒は基本飲まないのですが、沖縄の綺麗な着物を着たお姉さんが振舞っていた
10年物の古酒(泡盛)をちょっとだけ飲んだら、とっても美味しかった!(笑)
駐在を終え東京に戻ったら、とっても寒かった(笑)

沖縄との出会い

初めて沖縄へ行ったのは今から20数年以上前の事でした。
当時私は旅行会社に勤務していて、修学旅行の添乗員として行ったのが初めての沖縄でした。
一緒に同行したチーフ添乗員は、当時千本ノックの〇〇と仲間内で恐れられていた人で、
朝食時間に遅刻してしまったり(もっともチーフも遅れてきたけど)、旅行出発の前日に
告白して失恋したりともう最終日にはぼろぼろの状態でした。
団体の搭乗券をクラス毎に仕分けする為に私一人先に空港に行く為に、最後の昼食の休憩場所から空港まで施設の方に車で送って頂いたのですが、その時にラジオから沖縄の民謡が流れてきて、「ああ、なんだかいいなぁ」ととても癒され、沖縄にまた来たい!と思ったのでした♪